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シンポジウム

2022.03.21

【開催報告】「京都大学における農業系研究開発プロジェクトの現状と未来 ~産官学連携による農業のパラダイムシフトに向けて~」を開催しました

2022年2月21日(月)、「京都大学における農業系研究開発プロジェクトの現状と未来 ~産官学連携による農業のパラダイムシフトに向けて~」を関西イノベーションイニシアティブ(KSII)(代表幹事機関公益財団法人都市活力研究所)と京大オリジナル株式会社との共同主催で開催しました。

世界の食料需要が激増していくことが見込まれている中で、これまでの生産効率のみを追求した農業では、気候変動問題をはじめとしたさまざまな社会課題に対応できないことが想定されます。
またサステナブルな農業に向けたパラダイムシフトを実現させるべく、大学というアカデミアを中心とした破壊的イノベーション創出への期待が高まっている中、「地球社会の調和ある共存」を基本理念とする京都大学においても、国内有数の規模を誇る農学研究科や農業のカーボンニュートラル化を目指す「グリーンエネルギーファーム(GEF)産学共創パートナーシップ」などを中心に、農業におけるパラダイムシフトの実現に向け、数多くの研究者が、産官学連携を通して、様々な研究・実証に取り組んでいるところです。

本シンポジウムでは、農業のパラダイムシフトに向け、京都大学等が中心となって進めているプロジェクトについての紹介と、新たな連携やプロジェクトの掘り起こしを図ることを目的に開催いたしました。

当日は、オンライン(Zoom)方式で開催し、予定していた200名を大幅に上回る500名以上の方にお申し込みをいただきました。また大学関係者・企業関係者などにご参加いただき、「最先端技術を用いた新しい農業について分かりやすく説明があり良かった」「質疑応答が充実していて良かった」という声も多く、大変好評でした。

 

KSIIは自律的かつ持続可能なイノベーション創出基盤の整備を通して、産学融合を推進してまいります。